義務教育で始まった試練
義務教育が始まった。
素晴らしく順応性があったのか、彼女の頑張りからか、勉強も遊びも順調でした。
お友達もたくさんいて、毎日が楽しそうでした。
ただ、自分の気持ちを押し通す事は、あまり得意ではなかったと記憶してます。
きっと、我慢しながら、自分を押し殺しながら頑張っていたんだろうな…気付いてあげれなかった。
不登校の原因なんて山ほどある、だからこそ、何が原因か突き止める必要なんて全く無いと思う。
今、子供は当時を振り返り、こんな事やあんな事があったとばぁばに伝えてくれる。
そんな事があったのに、ばぁばは何も知らないで、子供に色々小言言ってたなあ
みんな違ってみんないいなんて嘘🤥
ばぁばも学校の先生も、みんな違ってていい!って授業で教えるよね。でも、コレ嘘だから…
みんな一緒じゃなきゃ怒られるよね?
半ば軍隊みたいにみんなと同じように行進する運動会があったり、授業中よそ向いたら絶対怒られるよね⁇みんな一緒じゃないとあかんのよ、と成人したわが子から言われた。
なるほど…
ちょい賢い子供は生きづらい👶
賢い子供はなんとなく聞き流して生きていくのだろうと思います。
しかし、わが子は、えっ?先生さっきと言ってること違うんじゃない?と疑問に思う事がとても多く、とても生きづらく大変だったようです。
ウサギは白色
今の時代、ウサギが何色でも許されるのではないでしょうか?しかし、当時はそうではなかったようです。
先生は、なんでもいいから描いてくださいと指示します。
我が子は、ピンク色のウサギの絵を描いたらしい🖼
すると、1人のお友達がウサギは白色だから変!おかしい!と言ったらしい。
周りのみんなも子供の机の周りに集まり、おかしいおかしい!って言う始末。
わが子は、渋々白色に変更したものの、先生からのフォローはなかった。先生は何でもいいと言ったけど白色にしないといけないんだ。と悟ったと話します。
フィリピンの母国語は英語なの?
子供の同級生にハーフの子がいて、みんなと
うまく馴染めなかった。
ある日、先生がその子に尋ねます。
先生:英語でおはようはなんて言うの?
〇〇ちゃん:グッドモーニング…
先生:ほら、みんなも一緒にグッドモーニングと言いましょう
みんな:グッドモーニング
先生:〇〇ちゃんから色々教えてもらい、お互いを認め合いましょう!
うちの子供は普通に、フィリピンて母国語は英語じゃないのでは?
疑問に思いながらも、先生にたてつくと面倒になると思い黙っていたそうです。
〇〇ちゃんも、複雑な顔をしてたと話してくれました。
みんなより少しでも目立つと厄介なことに
どこの親も、我が子にできた子になって欲しいと思うよね。
間違っていないし、すべての親に共通するのではないかと思う。
しかし、特に女の子達の間では、少しでも🤏人よりできたり、目立ったりすることは禁忌で、槍玉に上がります。友達の中でも、いわれのないことを陰で言われたりもする。
今現在もそれは同じかと…よく、ネット上で叩かれてる人達の多くは、やっぱり人よりできるのです、素敵です、綺麗です!
我が子も、そんなに目立つ存在ではなかったと思うが、注目を集める性格ではあったようだ…
なんといっても、両親揃って、人は人、うちはうち、みんな違ってみんないいと常々言ってたんですから…いわゆる変わり者の親…
あるべきお手本がない長子は、本当に生きづらかったと思う。
今だから言えることも
なあんも知らなかった、でも、知ってたとして何もできなかっただろうと思う。
我が子は、成人した今だから言えることもあり、系統つけて考えれることもあるのだと思う。
昔を思い出して話せるようになったんだ、自分の中で昇華できたのかなあと、ちょっとだけ安心して聞けるようになりました。